再生医療 認定医 Dr.植田 康夫

治療方法

治療の流れ

ひざ関節の診断

再生医療によるひざ関節の治療をするうえで大切なのは、ひざ関節の現状となります。
ひざ関節の病状を正しく診断し、最も効果的で患者様にとっての負担やリスクが少ない治療方針を決定させていただきます。

ひざ関節の診断
1.カウンセリング まずは、関節症の症状や今まで受診されてきた治療法などについてお伺いし、実際のひざの動きなども触診で確認させていただきます。
2.検診 MRI検査による画像診断等で、患者様の症状を把握し、医師からインフォームドコンセントと呼ばれる術前説明を行います。
・関節疾患について
・治療方法について
3.治療方法の決定 インフォームドコンセントにてご理解いただいたうえで、治療方法と治療日を決定いたします。
4.治療 患者様の症状に応じた治療を行います。
5.治療後 どの治療方法においても、定期的な検診による経過観察を行います。

再生医療(PRP治療・APS治療)の手順

1.治療予定時間の約30分前に受付を行っていただきます。

2.問診

看護師が当日の健康状態をお伺いいたします。
検温や血圧測定のほか、痛みや状態を問診表に記入し、採血部位にシール(ペンレス:痛みを軽減する薬)を貼付いたします。
※当日体調がすぐれない場合は、お申し出ください。(予約変更を行います)

3.手術室に入室

病衣に着替えていただき、手術室に入室いただきます。

4.関節穿刺部にシールの貼付

医師により、関節穿刺部にシール(ペンレス)を貼付します。

5.採血

手術前室にて、看護師が採血を行います。
1関節治療に必要な採血は約50ml~60mlとなります。
(献血での採血は約400mlですので、健康被害はありません)

採決

6.再生医療の作製

専属スタッフにより、血液から再生医療剤(PAP・APS)を分離・抽出します。

再生医療の作製

7.血漿成分の注入

正確な穿刺部位を確認しながら、再生医療剤(PAP・APS)を注射します。

血漿成分の注入

8.患部を冷却し、約1時間安静後に帰宅いただきます。

9.治療翌日から1週間

治療翌日には、穿刺部のシールを剥がしていただき、入浴いただけます。
注射後、細胞が活性化・促進されますので、痛み・腫れ・熱感が生じますが1週間を目途に、徐々に自然消失します。
尚、激しい運動は控えてください。

10.定期検診

治療後、約半年間は定期検診いただきます。

再生医療(PRP療法・APS療法)の費用

PRP療法・APS療法とも保険診療の対象外となるため、自費診療扱いとなります。

医療費控除 医療費が高額となる場合、家計の負担を軽減できるよう、一定の金額(自己負担限度額)を超えた費用が払い戻される高額療養費制度が適用されます。
例えば、70歳未満の一般的な場合、1ヶ月間の医療費が267,000円(国民健康保険などの医療保険による自己負担分が80,100円)以上になる場合、高額療養費が適用されます。
限度額適用認定証の活用 70歳未満の方でも事前に「限度額適用証」を申請して発行してもらえば、病院での支払い時に還付分を立て替えることなく、自己負担限度額だけの支払いで済みます。

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